ワンクリック詐欺から身を守るためには、どんなに不安を
インターネットから個人情報を削除するには、Googleや人名検索サイトに削除を依頼すること、クレジットカードが削除サービスを提供しているかどうかを確認すること、未使用のアカウントを削除すること、そしてプライバシー設定を調整することです。 インターネットから自分の個人識別情報 (PII) を削除すると、サイバー犯罪者に個人情報を盗まれたり、詐欺を働かれたり、スパム攻撃の対象とされたりするのを防ぐことができます。 漏洩した場合にプライバシーが脅かされる可能性のあるPIIの例には、以下のようなものがあります。
-
- 運転免許証番号
- 社会保障番号
- パスワード
- IP アドレス
- 生年月日
- 医療記録
- 電話番号
ここでは、インターネットから個人情報を削除する方法と、PIIの制御が重要な理由について説明します。
1. Googleから個人情報を削除する
Googleは、多くの人々がデフォルトで利用する検索エンジンであるため、インターネットから個人情報を削除するには、まずGoogleから始めると良いでしょう。 Googleのあなたに関する検索結果ツールを使用すると、自分の個人情報を検索することができます。 Googleに所有してほしくない、あるいは表示してほしくない情報を見つけた場合、そのような特定の結果を削除するようリクエストできます。 削除のリクエストを送信した後、そのリクエストの進捗状況 (進行中、承認、拒否) を確認できます。 また、自分の情報に不適切なコンテンツが表示されている場合など、個人情報の削除に関してGoogleに問題を報告することもできます。
2. 人名検索サイトから個人情報を削除する
人名検索サイトは、ユーザーのPIIを収集、公開、販売します。 ほとんどのデータはSNSの公開記録や公開アカウントから取得されたものですが、中には民間企業からデータを購入している人名検索サイトもあります。 人名検索サイトから個人情報を削除するには、Googleのような検索エンジンで自分の名前を検索し、個人的な情報が掲載されていると考えられる一般的な人名検索サイトを見つけます。 見つかった人名検索サイトそれぞれにアクセスして自分の名前を検索し、それぞれのサイトのオプトアウトページを見つけます。 各サイトでオプトアウトのリクエストを送信します。リクエストが処理されて自分の情報が完全に削除されるまで、時間がかかることがあります。
3. 利用するクレジットカードが無料の削除サービスを提供しているかどうかを確認する
クレジットカード会社によっては、ユーザーの個人情報が人名検索サイトやインターネット上の他の場所に存在するかどうかを確認する、無料のモニタリングサービスを提供するものもあります。 ユーザーの個人情報がオンライン上にあることを見つけると、ユーザーに代わって削除をリクエストします。 例えば、ディスカバーカードのアカウントを所有しているユーザーの場合、インターネットから個人情報を削除するようカード会社が90日ごとに自動的にリクエストします。 この機能が実行されると、ユーザーは通知を受け取ることがあります。この機能が搭載されているディスカバーカードのアカウントの場合、オンライン上の個人情報を手動で検索する必要性が省かれます。
4. 古いアカウントや未使用のアカウントを削除する
多数の古いアカウントや未使用のアカウントが放置されたままだと、ハッキングされる可能性が高まる可能性があります。 古いアカウントや未使用のアカウントは、特に脆弱なパスワードや使い回しされたパスワードが使われている場合は、削除することが重要です。これは、ハッカーがユーザーに気づかれることなく放置アカウントにアクセスし、ログイン認証情報を使用して他のアカウントもハッキングする可能性があるためです。 所有するすべてのアカウントのログイン認証情報をKeeper®のようなパスワードマネージャーに保存することで、それらをより簡単に整理できます。 Keeperパスワードマネージャーを使用すると、新しく作成したアカウントを追跡できるようになります。また、もう使わなくなったアカウントに関しては、パスワードを思い出すのに苦労することなくログインして、それを無効にすることができます。
5. 公開記録を非公開にする
ほとんどの人名検索サイトは、公開記録に基づいてデータを収集するため、公開記録を非公開にして個人情報を保護することが必要です。 多くの場合、一般に公開されている記録には、裁判歴、婚姻許可証、不動産権利書などが含まれます。 これらの記録を公開した政府機関やその他の機関に連絡し、そのような個人情報が一般にアクセスできる状態から削除されることをリクエストできます。 公開記録を非公開にすることで、人名検索サイトに収集されて販売される恐れのある個人的な情報を制限し、ユーザーのプライバシーを保護するのに役立ちます。
6. Googleアラートに自分の名前を設定する
自分の名前をGoogleアラートに設定すると、自分の個人的な情報に言及するコンテンツがGoogleで見つかった場合、それをモニタリングできます。 Googleアラートは無料で、自分の名前あるいは自分に関するその他の情報を個別のアラートとして入力すると、インターネット上で見つかった自分に関する情報へのリンクを含む通知が届くようになります。 ユーザーは、Googleアラートを受け取る頻度 (最大1日1回) を選択できます。 自分の名前をGoogleアラートに設定すると、個人情報がオンライン上に公開されている場合に、それを把握してすばやく削除できるため、個人情報をより確実に保護できるようになります。
7. プライバシー設定を調整する
アプリやオンラインアカウント、デバイスでのプライバシー設定は、個人情報を保護する上で極めて重要です。 例えば、あなたのSNSアカウントの1つが公開されている場合、あなたの家族の名前や位置情報、興味は誰にでも閲覧されます。こうした情報が人名検索サイトに売られたり、サイバー犯罪者に悪用されてフィッシング攻撃の標的にされる可能性があるのです。 公開アカウントを非公開にするなど、プライバシー設定を調整して、公衆の目に触れるような情報を最小限に抑えるようにしましょう。
個人情報を管理する
個人情報は私的なものであるべきです。そのため、インターネットからPIIを削除する方法を身につけることが大切です。 Googleや人名検索サイトから自分の情報を削除するようリクエストすることで、オンラインで他人に見つけられるあなたに関する情報の量を大幅に削減できます。 古いオンラインアカウントや未使用のオンラインアカウントは必ず削除し、ログイン認証情報は、レコードを簡単に更新できるKeeperパスワードマネージャーなどの安全な場所に保存しましょう。
個人情報を保護し、ログイン認証情報を暗号化されたボルトに保管するために、今すぐKeeperパスワードマネージャーの30日間無料トライアルを開始しましょう。